僕は、何かひとつに集中するのが苦手で、家でもあまり勉強をしませんでした。そのせいでテストの点も良くなかったので、この塾に入りました。でも、最初は「塾なんて…」と思っていました。
立腰(りつよう)の意味もよくわからなかったし、早く帰りたいのに「感想書かなきゃいけないのかよ。…」と思っていました。解説@
でも不思議に、立腰をしていないと姿勢がいつの間にか悪くなってしまいダラダラしてしまうのに対し、立腰をしていると自然に姿勢が良くなり勉強に集中していけるのです。
そのお陰なのか、この塾に入って初めてのテストで苦手だったはずの数学と英語が両方とも80点以上をとったのです。解説A
この塾では数学と英語を中心的にやっており、学校より早く進んでまるで学校の勉強が復習みたいになってよくわかりました。英語では基礎となる単語の覚え方がよくわかりました。
また、意味の無いと思っていた感想でさえ、学校の国語の授業で「文章力が上がったな」と言われたのです。
意味が無いと思っていたことも大きな意味があったんだと思いました。
もうひとつ、この塾は強制的に勉強をやらせるのではなく、「自分自身の意思」でやります。
先生は、「誰かに言われて勉強するんじゃなく、自分自身の意思で勉強しなくちゃいけない。」と言ってました。
僕はその通りだと思いました。誰かに言われて勉強してもすぐやめちゃうけど、自分の意思でやれば、言われてやるより確実に学べます。僕自身家で勉強なんかしたことが無かったのに、少しずつやり始めました。お陰で、第一志望校に前期推薦で合格することができました。
この塾で学んだことは、「自分で学ぶ意味」と「効率の良い勉強」でした。
もしこの塾に入っていなかったら、もっと、すぐ投げ出してしまう人間だったと思います。この塾は、それではいけないと気づかせてくれました。
今まで色々なことを教えていただき、本当にありがとうございました。
★家族へ
僕は決して「良い子」じゃなかったし、「勉強しろ!」と言われても無視をしたり、迷惑をかけてしまったけれど、これからもよろしくお願いします。
★後に続く人たちへ
みんな勉強は好きじゃありません。でも投げ出さないでやるべきです。その努力した分、いつか幸せになると思います。
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解説@
立腰(りつよう)の意味もよくわからなかったし、早く帰りたいのに「感想書かなきゃいけないのかよ。…」と思っていました。
まさにここに書かれている通りの態度でした。
立腰の意味も分からなかったとありますが、最初から聞く耳を持たない相手にどんな説明の言葉があるのでしょうか。
意思が強くなる。
落ち着くよ。
頭が働くようになる。
姿勢を良くするとケアレスミスがなくなると、NHKで放送してた。
集中力が付く。
勉強ができる人ほど姿勢が良くなる。
風邪を引かなくなるよ。
考えられるだけの言葉で説明するのですが、猫背ひとつ直させることがなかなかできません。
そんな生徒の気持ちを変えるには一体どうしたらよいのでしょうか。
「こうすればいい」という秘策や裏ワザがあれば良いのですが…。
学生時代から数えれば30年以上生徒と接していますが、それでもまだまだ毎日が悪戦苦闘の連続です。
「北辰の其の所に居て衆星のこれに共(むか)うがごとし」が実現するのは
いつの日でしょう。
解説A
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日々先生の塾の卒業文集を読んでいるとどんな子供でも心の中では学んでよくなりたいという意思が伝わってきます。
それこそ「努力した分、いつか幸せになります」という感想の通りだなと思います。
努力が幸せにつながる方法を的確に与えてやれるかどうかですね。
どの子の中にもある成長する芽、それが発現するように、日々格闘、日々反省の連続です。
学ぶ師の姿をモデルに、生徒が自主的に学習するtokigen先生の教室にはまだまだ足元にも及びません。ご指導ご鞭撻のほど、今後ともよろしくお願いします。