2005年11月05日

集中力 質問 考えること

K,O
 僕がこの秀学舎に入塾したのは去年の6月頃からでした。
入塾した後の自分と、入塾する前までの自分を比較してみると、明らかに違う点があったと思うのは3つあります。

一つ目は勉強の量です。僕が1、2年で勉強していた時間の合計が多分、3年になってからの勉強時間に匹敵すると思います。解説@

2つ目は集中力です。僕が入塾して「立腰(りつよう)」というものをしてからは、入塾前よりも比べ物にならないくらい、何事にも集中することができるようになりました。解説A
僕は、勉強など何かに取り組む場合、絶対にまず始めに集中することが大事だと思います。

3つ目は勉強の仕方です。入塾して初めの時まではそうだったかもしれないけれど、わからないときはすぐ人に聞いていました。けれど今は、そんなすぐに人に聞いたりせず、まず第一に「自分で考える」ことが絶対に大事だということがわかりました。解説B
僕はこの塾では短い間だったけれど、学ぶことは、約3年間分あったと思います。本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

●家族へ
僕の受験についていつも考えてくれて本当にありがとう。絶対に期待を裏切らぬよう頑張りたいと思います。

●後に続く人たちへ
僕はまずどんなことをするにも大切だと思うのは、“集中力”だと思います。これがなければ勉強も何もできないと思います。

この集中力というものを高めて勉強を必死になって頑張って下さい。自分の夢に向かって日々努力をして下さい。成せば成る!

********************************

解説@ 
学習効果は、学習量(時間)×学習の質で決まりますから、効果を上げるには勉強時間を増やし、質を上げることです。かけ算はどちらか一方が0だと、他方がいくら大きな数でも、答えは0です。つまり質が伴わない学習では、いくら時間を増やしても効果は出ません。

学習時間は際限なく増やすことはできません。それまで家庭学習をしてないという人でも、学校や塾での授業時間を含めれば、1日平均5〜7時間ぐらいは勉強していますから、どんなに頑張っても2倍が限度でしょう。

あとは勉強の質を上げることです。勉強の質を数字ではっきり表すことは難しいのですが、経験上だいたい5倍(本当です!!)くらいは上げることができると言えます。

数学の理解プリントや、一定数の英単語を覚える時間とその結果、課題作文を仕上げる時間、国語の速聴速記や小学生の百ます計算の時間等とその結果等について、最初の頃と、正しい方法が身に付いた後の結果を比較すると平均で5倍くらいの違いが出ます。

勉強した時間や問題数より「勉強の質を考えろ」と言うのはこういう理由があるのです。時間で2倍、質で5倍なら効果は10倍。時間で1.6倍、質で3倍でも約5倍の学習効果になります。

この文集にも、信じられない程成績が上がったと書いている人がいますが、受験勉強に対して真剣に取り組めば取り組むほど、学習する能力が身に付いて、驚くような成績アップが起こります。

秀学舎では『能力開発』を掲げていますが、これは単なるお題目にしているわけではありません。生徒一人ひとりの能力を開発することに本気で取り組んでいるのです。
時間の勉強→量の勉強→質の勉強を心がけるべきです。

これは、勉強に限ったことではありません。大人の仕事も同じでしょう。
短い時間で効率の高い仕事をしている人もいれば、そうでない人もいます。
あれ?このブログ、連日長めの記事をアップしていますが、ということは、私自身が時間の仕事、量の仕事から抜け出せていない?ということかも…。
これは如何。

解説A
学習の初歩の段階では、「わからないことを質問できる」事はとても大切な能力です。ですから、そういうレベルの生徒が質問した場合は、質問したことだけで認め、誉めるケースもあります。

しかし、自分であまり考えず「わからない→すぐ聞く」を繰り返すと、最も重要な“自分で考ようという意思”と“自分で考える力”が育ちません。自分の頭で考えることがめんどうになり、逆に依頼心ばかりが大きくなってしまいます。

また、「なぜこの式になるのか?」「自分の考えのどこが違っているのか?」という疑問なしに、説明を聞いても表面だけの理解=わかったつもり=で終わってしまう危険があります。これに対して、自分で考えた末に聞く説明は、理解をより深めます。

たとえ正解にたどり着かなくても、問題文を読み取ろうと努力したり、図に書いたり、教科書で調べたりしたこと、あるいは問題に集中した精神力は、他の問題を解く時、他の科目の参考書や説明を読むとき、学校の先生の説明を聞いて考える時にもすべて生かされます。

自分で考えることは一見非効率のように見えますが、本人に自立の道を歩ませることになり、長い目で見れば効率的にもプラスになる方法です。
学ぶ精神十則(8)「安易に質問する前に自分で工夫してみよう。その上での質問が理解につながる。」のです。


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posted by 日々 学 at 07:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 立腰(りつよう) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
学習効率の事で付け加えたいこと。教育機器のことです。例えば、テープやビデオを使っての学習がすぐ飽きられるのには、いろいろ理由がありますが、それらは一定のスピードで情報を提示するのに、生徒の側は、学習が進むにつれ処理速度が速くなります。このギャップが生徒を飽きさせます。ここでは速度だけ取り上げましたが、要するに学習はその子の学ぶ能力を質的に変えていくのに対し、機器は、自分の都合で対処するわけです。でも、考えてみれば、「一斉授業」も生徒の質的飛躍に対応できないのではないでしょうか。

Posted by hsata at 2005年11月05日 12:30
はい。学習機器は、学習者の操作能力の成長に対応できないと言われるのはその通りだと思います。一斉指導の難しさ、限界もそこにあると思います。
操作能力ばかりでなく、学習者の意思のレベルにも対応できていないと思います。
学習は、主体者である学習者本人の意思無しには成り立ちません。
学習機器は、その前に座る子ども達が一様に、学習するという意思を持っているということを前提にシステムを設計しているように見えます。
その上で、知識内容を映像や音声でどう説明するか、チェックをどうするかということに力を入れているわけです。
しかし実は、知識内容をとう伝えるか、見せるかということより、学習者の学習に対する意思をレベルアップすることの方がはるかに難しい仕事です。
SSAは、知識の伝達だけの教育は目指していませんが、その知識の伝達でさえ、学習者の意思のあり方によって0から100まで差が出ます。
今のところという限定付きですが、教育機器はそのことに対応できていないと思います。
ただ、例えば自動車教習所の運転シミュレーションや、宅建資格取得のためのe-ラーニング等、明確な目的と、学習意思の確立した学習者が利用する分には、それなりの効果があるとは思います。
Posted by 日々 学 at 2005年11月05日 18:17
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