2005年11月11日

立腰すると不思議に集中力が出ました

M,I 
僕は小学6年生の時に、この秀学舎に入りました。はじめに僕が驚いたことは、立腰です。
最初は、何のために立腰をやっているのか良くわかりませんでした。

ある日、いつも通り立腰をやっていると先生が「立腰をしっかりやると、やる気が出たり集中が高まったり、体がポカポカする、風邪をひかなくなるよ。」と言いました。解説@

その話を聞いた僕は、立腰は大切だからしっかりやろうと思いました。しかし最初は10分間正しい姿勢をしているのがとても大変でした。だけど、今では当たり前のように立腰ができるようになりました。そして、この立腰をやった後に勉強をすると、家でやっている時とは違い、なんだか不思議と集中力が出てきました。解説A

その集中力を保ったまま半年後中1になりました。初めての定期テスト、英語が加わり5教科になりました。英語は、できるか心配でした。ですが、英語は経験を積み重ねていくと知らぬ間に上達して行き、英語をやるのが楽しくなりました。これも前もって塾で予習をしておいたからだと思います。

中2が平和に終わり中3になりました。夏から入試対策が始まりました。

自分の心の中では、余裕だと思っていました。でも、現実は違いました。試験の日が近づくにつれ、心の中で焦りが出てきました。「中1のときからもっとしっかり勉強しておけばよかった」「このままで本当に受かるんだろうか?」などと思いました。

とにかく、もっと早くからしっかり復習をしておけばよかったと強く思いました。ですが本番では、S学園に見事合格できました。これも秀学舎で3年半、しっかり学べたからだと思います。高校に行っても焦らず充実した高校生活を送りたいと思います。3年半本当にありがとうございました。

●家族へ 
3年半塾に行かせてくれてありがとう。たぶん塾に行ってなかったら、志望した高校に行けてなかったと思います。なので高校では、塾に行かなくてもしっかり勉強ができるようにがんばりたいと思います。絶対に大学に行きます。感謝しています。

●後に続く人たちへ
高校入試は、とにかく勉強が大切です。大学に行かない人は“猛勉強”をする機会が一回だけかもしれません。そのため後で後悔しないように今から、今から勉強した方が良いと思います。解説B“GOOD LUCK”

*******************************

解説@A 何度も述べていますが、立腰姿勢がきちんとできると、心臓から脳や体の各部に行く血液の量が増加します。そのためまず足がポカポカと温かくなってきます。

昨年12月13日、NHKで、首をまっすぐにしている時と曲げた時の血流量の違いを放送していました。それによると、首をまっすぐに伸ばしている時の血流量を100%とすると、前に10°傾けた時の血流量は70%、20°傾けた時は40%しか流れていないそうです。

実際に測ってみるとわかりますが、20°位の角度はそれ程首が曲がっているという感じがしません。それでも首をまっすぐにした時の半分以下の血液しか流れていないというのです。

血液は酸素や栄養分の他にも病原菌を見つけてそれを退治する白血球や、静脈では筋肉の使用で出た疲労物質の乳酸を集めて運ぶ等、身体が正常に働くために必要な多くの大切なものを運んでいます。

首を曲げると、その大切な血液の流れる量が半分以下になってしまうというのは大変なことです。増えつづけている低学年での近視も、姿勢の悪さから来る血液不足が原因の一つという説もあります。実際、仮性近視のうちは、姿勢を直しただけで近視が直ったという例も数多く報告されています。

「姿勢が悪いままの勉強は、酸素不足、栄養不足に加えて免疫力低下の状態で、脳や眼を無理に働かせている状態」とも言えます。正しい姿勢(立腰)の大切さを、一人でも多くの子どもたち、ご父母にわかってほしいと思います。

解説B
機会は英語でチャンス(chance)と言います。この文を見る限り、I君は、“猛勉強”することをチャンスと考えているようです。

中学2年生以下の人たちにも受験は必ずやって来ます。それを自分が成長するチャンス、猛勉強するチャンスと考えるのか、それとも、とにかく嫌だからなるべく努力しないで、勉強しないで楽に行ける所に行けばいいと考えるのか、あなたはどちらの態度をとるのでしょうか。

説明会でも述べましたが、前者の積極的に勉強している人と、後者のいやいややらされて勉強している人では脳で分泌されるホルモンが異なるそうです。前者の脳ではアセチルコリンが分泌され、学習内容がしっかり定着していきますが、後者ではアセチルコリンの他にコルチゾンというホルモンが出ます。

コルチゾンは、脳のかく乱を引き起こし、学習内容が脳に定着するのを邪魔するホルモンです。脳は嫌なことや自分に都合悪いことは、自然に忘れるようになっています。それが人間の正常な働きです。

自分の犯した失敗や、いやなことをいつまでも覚えていてことあるごとに、思い出されてくるのはつらいことですね。その正常な働きがうまく行かない時、記憶がトラウマとなって残ってしまいます。ひどい時はそれが閉鎖系の独立した記憶となり、その記憶をもとに別の人格が生まれる(多重人格)ことさえあります。

忘れた方がいい記憶は忘れ、覚えようとした記憶は覚えるのが正常な脳です。

それが一つは、このコルチゾンの働きによるものと言われています。思い出すのもいやな記憶なら忘れた方がいいのですが、それが勉強した知識を忘れさせることに働く場合は学習障害となります。

脳がそういう状態では、勉強しても勉強してもすぐ忘れてしまうということになってしまいます。

「勉強はしてるんだけど、次の日は忘れちゃうんだ。自分って記憶力が弱いのかもしれない。」などと思っている人いませんか。
もしそういう人がいたら、自分の頭を疑う以前に、自分の勉強に対する心の態度(いやいややっていないか)と、身体の態度(立腰姿勢を守っているか)を見直してみた方がいいですよ。

学ぶ精神十則の第一章が、「教えられるより、自ら学ぶ姿勢を身に付けよう。」から始まっているのは、自分から学習しようとすることがすべての始まりであり、その姿勢なくしては本当の学習は成り立たないからです。

付けたし
彼が入部したS学園野球部が、入学した夏の甲子園に出場しました。彼のもう一つの夢も実現しました。

付けたし2
立腰姿勢は子どもの学習時だけでなく、大人にもおススメします。
私自身仕事で毎日かなりの時間、パソコンに向かっています。ブログを始めてからそれが更に伸びました。その際、立腰姿勢をしていると、私の年齢でも長時間キーボードを打っていても疲れません。

このブログを読んでいただいている方は、本やパソコンに向かう時間が比較的多いのではないかと思いますが、そういう人に特に、立腰と真向法(まっこうほう。機会があったらご紹介します)はおススメです。お金も時間もほとんどかかりませんし、おススメです。

付けたし3
今気がついたんですが、このブログは学習塾のブログにしては、具体的な学習方法とかの記事があまりありませんね。大半が立腰姿勢のことです。
生徒の卒業作文の紹介から入ったことと、卒業した生徒の最も記憶に残っていることが立腰だったということがその理由です。

立腰の大切さは語りきれませんが、卒業作文の方はとりあえず後数人で区切りを付け、その後は新しいシリーズに入る予定です。


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posted by 日々 学 at 08:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 立腰(りつよう) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 日本文化は、「はらの文化」であるとは、デュルケイムのことばですが、最近それが怪しくなってきました。
 その一つで、最近感じるのですが、どうも最近は、脚の筋肉より腕の筋肉を重視して、針金のような細い脚をうつくしいとする傾向があるようです。このことも「足腰を重視してきた日本文化」の衰退の一因のようです。
 歩き方も日本人独特のものが、上半身と下半身を逆に動かす外国式のやり方に変わってきているようです。
 こういうこと全ての背後に、近代の「心身二元論」があるようで、それが立腰の大切さの理解の妨げになっているような気がします。
Posted by hsata at 2005年11月11日 09:29
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