2005年11月20日

後悔しないように

Y,A
私がこの塾に入ったのは中学2年生の夏休みの途中でした。

それまで私は色々な塾に通っていましたが、成績は上がらずに困っていました。

だけどこの塾に入ってから、少しずつではあるけど、成績は伸びていきました。そして中学3年生になって、週2回から週3回塾に来ることになり、勉強時間も増えていきました。

そうして、塾で勉強することにより、勉強内容が先に頭に入っているので学校の授業ではわからないところがあまりありませんでした。そして、中間・期末テストでは、英語が80〜90点台と、とてもよくできていて、他の教科も良くできていました。

そしてあっという間に夏休み、冬休みと過ぎていきました。私は冬休み中に県立と私立のどちらを受験しようかとても悩んでいました。友達が行くからなどの理由で県立を受けるか、自分の夢を叶えるために私立を受けるか。そして、私は自分の意志で私立のA学園高等学校の特進を受けることに決め、そして合格しました。

今まで一年と少し、親身になって指導して下さりありがとうございました。高校に行っても充実した勉強をして、意思を強く持ち、自分の夢を必ず叶えたいと思います。

★家族へ
今まで塾に通わせてくれてありがとう。これから自分の夢を叶える為にがんばっていくのでよろしくお願いします。

★後に続く人たちへ
勉強を怠けているといつか必ず、「あぁ、あの頃勉強していれば…」という時が来ます。そうならない為にも、勉強できるときにちゃんとして、後悔しないように、そして自分自身のためにも頑張って下さい。解説@

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解説@
この部分について感想を書いた人が多くいました。一番印象に残ったのでしょう。こういうことは親や先生が言うより、1年先輩が言った方が素直に聞けるのかもしれません。

「後悔先に立たず」と言いますが、未来に起こることを想像して、それに備えることは人間にしかできない高度な精神活動です。前に解説した意志(心)と意思(身、行動)が一致して初めてできることです。

先苦後楽』(せんくこうらく)という言葉があります。先に努力(苦)すれば後は楽(自由)になるという意味です(先憂後楽も同じ意味です)。

『ウサギとカメ』の昔話も、イソップの『ありとキリギリス』も、この大事なことを、子どもが小さいうちに伝えようとしたものですこのことを分からせることが、教育の大きな目的の一つです。

未来は確実にやってきます。中2なら1年後に、中1なら2年後に、受験は確実にやってきます。1年は長いと思うかもしれませんが、たった365日です。そのときに後悔しないためには、この『先苦後楽』の心が必要です。

待っていても「棚からぼた餅」が落ちてくることはありません。自分の人生は自分で作るものです。その最初の選択が15の春なのです。

あなたの奮い起こすことのできる勇気を総動員して、「自分の人生は自分で作る」という決断をして下さい。
あなたの人生の主人公はあなたなのですから。

確実に来る未来、確実に来る受験。その時を皆さんはどんな状態で迎えるのでしょう。こつこつと努力を続けてゴールを切ったカメのように迎えるのでしょうか。それとも昼寝をしていたウサギのように迎えるのでしょうか。

1年後の自分の姿。どちらを選ぶこともできます。それを選ぶのは、親や先生ではありません。あなた自身の意思です。
1年後の自分をイメージし、今からその準備をすること、自分の将来を良くしていくこと、それは猫や犬にはできません。

人間だけが持っている超能力です。
その超能力は、あなたにも十分に備わっています。

備わっていますが、いつまでも使わないでいると、いざ使おうとしたときさびついて使えなくなってしまいます。
あなたはその超能力をいつ使うのでしょうか。?


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posted by 日々 学 at 22:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 卒業作文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
意思についてひとこと。先日、TVで、子どもに留守をさせ、その様子を隠しカメラで撮るという番組をやっていました。母親が、幼い兄弟に『アイスクリームを食べてはいけない』と約束させて出かけました。とたんに弟が冷蔵庫からアイスクリームを取り出して食べ始めました。それを極めて無邪気にやるので見ていて笑ってしまいました。『論語」に『教えなくば禽獣に等し」と言う言葉がありますが、人間は、やりたくてもやってはいけないことを我慢したり、やりたくなくてもやらなければならないことをやると言うことも学習によるのだな、感じさせられました。
Posted by hsata at 2005年11月21日 22:33
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